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高血圧について

高血圧について

「血圧が高めと言われたけれど、痛くも痒くもないから大丈夫」と、そのままにしていませんか。高血圧は自覚症状がないまま進行し、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる病気を引き起こすことがあります。高血圧の症状・原因・検査・治療について、多治見市の岡山内科・消化器科クリニックがわかりやすく解説します。

目次

🩸 高血圧とは

高血圧症とは、慢性的に血管に強い圧力がかかり続けている状態です。血圧が高い状態が続くと、血管は常に強い力で引き伸ばされるため、次第に柔軟性を失って硬く、もろくなっていく動脈硬化を招きます。高血圧は自覚症状がないまま進行し、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる重大な病気を引き起こすため、早期からの適切な管理が欠かせません。

高血圧の診断基準

  • 診察室での血圧が最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上
  • ご家庭での血圧が最高血圧135mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上

上記のいずれかに該当する場合を、高血圧と診断します。

🤕 自覚症状が乏しい高血圧のサイン

高血圧は基本的に自覚症状がありませんが、血圧が著しく高くなっているときや、体が危険なサインを発しているときは、以下のような症状が現れることがあります。心当たりがある場合は、早めに当院へご相談ください。

症状 具体的な状態
頭痛・頭重感 特に朝起きたときに、後頭部が重い、ズキズキ痛む。
めまい・立ちくらみ ふらふらする、急に立ち上がると目の前が暗くなる。
肩こり・首の張り いつも以上に肩や首筋がガチガチに凝る。
動悸・息切れ 少し階段を上っただけで胸がドキドキする、息が切れる。
胸の圧迫感 胸が締め付けられるような違和感がある。

⚠️ 症状がなくても油断は禁物です

高血圧は自覚症状がないまま進行することが多く、健康診断やご自宅の血圧計で数値が高いと指摘された場合は、たとえ体調に変化がなくても放置せず、一度当院にご相談ください。

🔍 高血圧を引き起こす主な原因

日本の高血圧患者様の約9割が、特定の原因病変がない本態性高血圧です。これは、もともとの遺伝的な体質に、以下のような日々の生活習慣が重なり合うことで発症します。

原因 具体的な内容
塩分の摂りすぎ 日本の食生活で最も注意すべき原因です。
肥満・運動不足 体重が増えると、全身に血液を送るために高い圧力が必要になります。
過度の飲酒・喫煙 血管を収縮させ、血圧を一過性・慢性的に上昇させます。
ストレス・睡眠不足 交感神経が刺激され、血管が収縮しやすくなります。

なお、残りの約1割には、腎臓の病気やホルモンの異常が原因で起こる二次性高血圧があり、この場合は原因となる病気を治療することで血圧が改善します。当院ではこの隠れた原因がないかも慎重に見極めます。

📔 当院の検査と診断(家庭血圧の重要性)

高血圧の診断と治療において、当院が何よりも大切にしているのが家庭血圧の測定です。

病院の診察室では、緊張して普段より血圧が高くなってしまう「白衣高血圧」や、逆に診察室では正常なのに職場や自宅で高くなる「仮面高血圧」の方がいらっしゃいます。そのため、当院では患者様にお渡しする血圧手帳をご活用いただき、朝と晩のリラックスした状態で測った数値をベースに、お一人おひとりに最適な治療方針を決定します。

また、定期的な血液検査や尿検査、心電図検査を行い、高血圧によって心臓や腎臓に負担がかかっていないかをしっかりとチェックします。

💊 当院における高血圧の治療内容

血圧を下げる目標は、将来の脳卒中や心臓病を予防し、元気な体を維持することです。まずは生活習慣の修正から始め、必要に応じて安全なお薬を組み合わせます。

  1. 食事療法(まずは減塩の工夫から)高血圧治療のファーストステップは減塩です。日本人の目標は1日6g未満とされていますが、いきなり完璧を目指すのは大変です。美味しく続けられる具体的なコツをアドバイスいたします。また、野菜や果物に多く含まれるカリウムを摂取し、余分な塩分を排出しやすい体を作ります(※腎臓病がある方を除く)。
  2. 適度な運動と減量ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を定期的に行うことで、血管が広がり血圧が下がりやすくなります。肥満ぎみの方は、体重を1kg減らすだけでも血圧が下がる効果があります。
  3. 安心・確実な薬物療法食事や運動を数ヶ月続けても血圧が下がらない場合、または最初から非常に血圧が高い場合は、血圧を下げるお薬(降圧薬)を開始します。患者様の年齢や体質、他の持病との相性を考慮し、最適な1剤を選択いたします。

❓ よくある質問

Q. 健康診断で「血圧が高め」と言われましたが、症状がないので大丈夫だと思っています。
高血圧の本当の怖さは、自覚症状がないまま、10年、20年かけてゆっくりと血管を痛めつけていく点にあります。しかし裏を返せば、いま適切に血圧をコントロールしておけば、将来の重大な病気のリスクを大幅に減らすことができるということです。症状がなくても、健診結果が気になる方はお気軽にご相談ください。
Q. 家庭で測る血圧と病院で測る血圧の数値が違います。どちらを信じればよいですか?
病院での測定は緊張により普段より高くなる「白衣高血圧」、逆に自宅や職場で高くなる「仮面高血圧」の方がいらっしゃるため、当院では血圧手帳を使ったご家庭での血圧測定を重視しています。朝晩リラックスした状態で測った数値をもとに治療方針を決定しますので、ぜひ血圧手帳をご活用ください。
Q. 生活習慣に気をつけていますが、それでも血圧が下がりません。
生活習慣の改善だけでは下がりきらない場合や、もともと非常に血圧が高い場合は、降圧薬による治療を検討します。年齢や体質、他の持病との相性を考慮して最適なお薬を選びますので、お薬に不安がある方もまずはご相談ください。

👨‍⚕️ 院長からのメッセージ

「血圧が少し高めだけど、どこも痛くないから大丈夫」と、そのままにしていませんか。高血圧の本当の怖さは、自覚症状がないまま、10年、20年かけてゆっくりと血管を痛めつけていく点にあります。しかし裏を返せば、いま適切に血圧をコントロールしておけば、将来の重大な病気のリスクを大幅に減らすことができるということです。当院では、お薬に関する不安にも丁寧にお答えし、まずはライフスタイルに合わせた無理のない対策から一緒に考えていきます。健康診断で数値が高かった方や、ご自宅の血圧計で高い数字が出た方は、ぜひ一度お気軽に当院へご相談ください。

岡山内科・消化器科クリニック 院長

血圧が気になる方はご相談ください

多治見市の岡山内科・消化器科クリニックでは、丁寧な問診と診察を心がけています。

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